(卯月八日 上弦) 分譲マンション販売  経済

少し前の新聞に、2007年に東京都内で発売された分譲マンション価格は、平均年収の9.85倍とおおよそ10倍近くなっており、前年の8.58倍に比べて一段と拡大しており、適正価格は年収の5倍という目標が空念仏になっているのである。最近は多少変化しているとはいえ、地価高騰や建設資材の値上げでマンション価格が急騰したのは否めない。いかにも一般的な消費者からは持ち家は程遠いものになっている。年収があがらず不動産価格が上がれば、当然売れ行きは安くなるということだ。

マンションを現金でポンと買える人は少ない。当然ローンがつきものであり、6000万円のマンションを購入すれば、ローン返済期間で異なるだろうが、総支払い金額は1億円近くになる。障害年収が2億から3億とすれば、総収入の半分から1/3がマンション代金となる。これに年間50万円程度の固定資産税が必ず付きまとうのだから、コストはこれ以上になることは云うまでもない。しかもマンションだからローン返済期間を過ぎれば、改修や建替えが当たり前のようにやってくるのである。これでもマンションを買うの?というのが昔から賃貸族の私には疑問の連続だったのである。

確かに安い時期もあっただろうが、もはや転売しても儲かる時代は終わってしまっている。マンション購入は資産になるというロジックはもはや成り立たないというのが現実ではないか。
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