(卯月壱拾六日 望) 貴匠桜  ぐるめ

京都東山、清水寺へ向う住宅街の中にその店はあった。前評判が高いと自然と厳しくなるのが私である。ここはコースしかないので、季節的に湯豆腐は遠慮して「山桜」をチョイス。まずは前菜の五点盛り、白瓜印籠寿司、白ダツ利休寄せ、くるみ豆腐、寄せ玉子、焼万願寺唐辛子といかにも京らしい。でもどれもこれという味がしない。しいて言えば唐辛子がそこそこ。続いて鰹のタタキ、ちょっと色がねえ。続いて賀茂茄子オランダ煮、これは美味い。東寺巻き、湯葉でホワイトアスパラやにんじんを包んでいる。まあまあ。筍天婦羅、これはダメ。油がべたべたでこれは天婦羅じゃないだろ。ご飯は湯葉ちりめんと水雲お吸い物、味はいいけど仏様のご飯でもあるまいし、最後にデザートとお茶。これはやや上かな。しめてお一人様3500円。ランチでこの値段はないわな。

確かに元醤油屋の民家を改造して京の趣はとてもいいのに、この料理ではどうなのかな。確かに土日は流行っているのだろうが、一見でない地元の人に愛されている店とはいえないような気がする。ちょっと奮起して頑張ってください。
0




AutoPage最新お知らせ