(卯月廿四日 下弦) 餃子の王将  経済

東京に来ると、関西にはどこにでもある餃子の王将がないのはなぜだろうかという疑問がいつもあったのだが、今日東証で決算説明会があって、ようやくその理由がわかった。この会社は原材料上昇など売上・利益の減少に悩む他の外食産業を尻目に、増収増益を果たしている稀な会社でもある。それには死に物狂いの社員の頑張りがあることは今日の説明でよくわかったが、その原因は発想の転換にある。

ほとんどの外食産業が店舗で調理をすることなく、セントラルキッチン方式で均一のメニューでコストカットに努めている。ところが、王将は全店で共通のメニューといえば餃子ぐらいで、他は全て現場の店長に任されているのである。したがって、A店である○○セットはB店ではないのが当たり前なのである。なかには店舗面積は小さいのに中型店並の売上を誇っている店もあるが、これは圧倒的なお持ち帰りでカバーしているのである。店それぞれの個性で自立を競争させ、報奨金でインセンティブを煽るという本当にわかりやすい手段をとっているのである。

数字が先行する普通の説明会よりも眠気もなく、気分よく聞かせてもらったが、質問タイムで、どこかのアナリストが某外食産業と同様のイメージを抱くが、などと、それまでの専務の話を聞いていたのかよ、お前は!という質問をするのには呆れるばかり。デスクに座って数字ばかり追っていて、現場を知らないこんなFMにお金を預けている運用機関は最低ですよ。

でも関西よりも餃子で20円、チャーハンで50円ほど東京のほうが高いって知ってました?やっぱり賃貸料の東西の差は大きいようです。
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