(皐月七日 入梅) S$S  ぐるめ

東京の仮住まいは門前仲町である。この町は隅田川を渡っただけで隣の中央区とは全く趣が違う。そんな町の一角にあるのが、この店である。店名から創造されるのはこじゃれたイタリアンとかだろうが、これが時代を感じさせる酒屋である。この2階で何名でお願いしますというと、他では食べられない品々が出てくる不思議な店なのである。

まずはマグロの中落ち。本当のマグロの骨の間の身をスプーンでそぎ落としていくのである。これが中落ちたる所以なのだ。これだけでもすごいが、他にも珍味がいろいろ。そして酒屋だけに東京でここでしか飲めないという「正金」とかがある。これ有名な「真澄」系の酒だが、これがすっきりした味で、いくらでも飲める「やばい」酒なのである。

今日は前の東京時代にお世話になった「40‘s」の集まりで、この会のゆかりの店で、私の歓迎会を開いてくれたのである。日頃は忙しい各人だが、なんと5:30スタートで始まったのである。ひとしきり昔話に花が咲いたが、皆さんとお会いできたことで東京に戻ってきたという実感がこみ上げてきた。

一次会の後に三人で近くの気になっていた「イベリコ豚」の店でワインを少し飲む。店員もなかなか愛想がよく、また来たい店だ。やっぱり門仲、只者ではない町である。
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