(皐月壱拾弐日) 地震の恐怖  社会

昨日TVで緊急地震情報が流れ、ここ門仲でも相当揺れた。しかもここは7階ということもあり、横揺れが長く続いた。東北が震源地なのにこの揺れでは現地は相当なものだというのが、直感で思ったことだった。あの阪神大震災の恐怖はトラウマで身体に記憶されているので、過敏になるのも仕方がないのだ。

さて震度6強となればNHKをはじめ、メディアは大忙しとなる。しかも昨日は土曜日とあって取材体制が手薄になってはずで、召集がかかっているはずである。一週間前の秋葉原の殺人事件といい、ネタに困る休日の事件としては最高の素材なのである。しかし、これは取材するほうの勝手な理屈であって、現場はとんでもないことになっている場合が多いのも事実である。

しかし、阪神の教訓で警察、消防そして自衛隊と救助活動のテンポは確実に向上している。あの山間部でピンポイントで遭難している車やバスを見つけるのは至難の業だが、よくやっているというのが私から見た目である。今回も新潟や能登と同じように過疎の地域で起きた直下型地震だが、極めて浅い震源なので立っていられない震動だったと思う。しかもこれだけの山崩れを日本で見たのは初めてである。今は雪解けの水をたっぷり含んだ地下水脈が、拍車をかけたものだろうが、あの温泉地の旅館がなぜもとあったところから、あの位置に流されていったか不思議でたまらない。あのせき止め池が原因なのだろうが、この想像を絶した土石流は、地震のあと少し時間が経ってからだろうから、沢にいるときはすばやく逃げるという行動が取られていたらと悔やまれる。

でも自然の前に人間の力は無力である。さらに日本に住んでいる限りは地震から逃れないことも事実である。
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