(皐月壱拾五日) 死刑  社会

宮崎勤の死刑が執行されたことで、朝日新聞では「死に神」騒動がおき、各メディアをにぎわしている。これと反対に目立たなかったが、産経新聞は死刑賛成から論陣を張っているが、今日の紙面での最後の文章は気になる。

《2年前に刑が確定した麻原彰晃死刑囚も宮崎死刑囚同様、自ら罪を悔い、遺族に謝罪する可能性はゼロに近い。欧州連合(EU)では、死刑を廃止しているので日本も、という出羽守は、さっさと文明の都、パリあたりに移住されてはいかがか》

死刑制度に反対するという偽善に対しては、反撃をおこなうのはやぶさかではないが、この産経新聞のいわば「排除の論理」というのもいかがなものか。異論に反論することと、異論を排除するというのは似ていそうで全く違う。異論を排除するというのは、あのスターリンや毛沢東が行った粛清と同じ論理である。天下の公器である新聞社がいう言葉ではない。
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