(皐月壱拾七日) ETF  金融

米金融サービス大手のステート・ストリートは、日本でETF事業を強化するようだ。ロイターが伝えたところ、今月末に金現物連動型ETFに加え、複数のETFを年内に国内の証券取引所に上場させ、日本の投資資金を呼び込む考えのようだ。ライバルのバークレイズ・グローバルも昨年から外国籍のETFの品揃えを急拡大しているし、国内勢でも野村アセットなどがETFの上場を加速させている。

2007年末の世界のETFの残高は約86兆円にも達しており、市場でも大きなシェアを持つようになっている。ETFが人気化するのは投資家にメリットが大きいためである。個別株投資に比べると低リスク・高リターンであるからだ。ETFは指数に連動させるために多くの株式等を組み入れる。このため、投資分散効果が生まれ、個別株投資に比べて投資リスクが大幅に減少する。

ところが、投資家にとってコストが低いということは業者にとっては儲けになりにくいということになるわけだ。したがって積極的にETFを販売する証券会社は稀有なのである。

以前はこうした様々なETFは海外口座でしか購入できなかった。日本の投資家にメリットが多いのに日本の大新聞は業者にはばかってか、ほとんど報道しないのは猛省を促したい。
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