(水無月廿九日) 赤字と黒字  プライベート

今の会社に来て3ヶ月が経過した。早いものである。今月は旧知の友人も入社し、自分たちが目指す会社へ一歩一歩進んでいる(つもりである。)その結果、今月はなんとか面目が立つまでになったが、これは一部門の大活躍の賜物である。足元は体たらくで、他部門からは冷やかされるばかりだ。

本当の実力には遠いが、正常化への一歩は確実に動き出したと自分では感じている。この会社に入ってよかったと思えるように、来月も頑張ろう。

しかし、悔しいなあ。悔いが残るというのはこういうことだろう。悔しくて、永代橋の欄干を蹴りながら帰途に着く。
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(水無月廿八日) 日米同盟の危機  政治

竹島問題でまた韓国が一悶着を起こしている。米政府機関の「地名委員会」が日本海の竹島の表記について、これまでの韓国領から「主権未確定」に変更したことに対して、来月初旬に訪韓予定であるブッシュ大統領とイミョンバク大統領との首脳会談でも取り上げる方針と伝えられると、何とアメリカは元の韓国領に戻してしまった。それまで韓国領にしていたのも無礼千万であるが、今回のドタバタ劇も日米同盟はどこへいったという感がしてならない。

お互いの領土を守りあいましょう、というのが同盟関係そのものである。それに対して、たかが岩のような島の表記にこだわることはないという米国の姿勢は、それを無視するという姿勢なのである。おかしくはないか。

外務省も今回の米国の決定について、毅然とした姿勢を示すべきではないか。内政干渉といった問題ではなく、経済問題にあれだけコミットしてきたのに、この竹島問題での姑息な米国の立場は納得できるものではない。
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(水無月廿七日) 電力会社の思惑  経済

東京電力が原油等燃料費高騰を理由に電気料金を来年から月800円程度値上げする方向で、経済産業省に申し出たとのことだ。しかし、これを当たり前と思ってしまうことは東電の思う壺である。もともと日本の電力会社の売上高に占める燃料費は2割程度と、世界の電力会社が5割前後に比べて著しく低いのである。でも電気料金が安くはないのは理由がある。

第一に原子力という原燃料費は安いが設備投資額が高額な発電比率が38%と高いことが上げられていた。つまり燃料費の代わりに減価償却費や後ろ向きのコストがかなりかかっているのである。第二に人件費や間接費などの余分な経費が多すぎることのである。地震国であるのに原子力発電率を38%まであげた結果、柏崎刈羽原発という1発電所の停止で、コスト構造が大きく悪化してしまったのである。

原油高という理由だけに終始し、自分たちの経営戦略に触れないのは納得いかないのである。
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(水無月廿六日) 日本人のブレ  金融

生保が取り扱っている個人年金保険で、年金額が運用次第で変わる変額年金の人気が急降下し、契約時に金額が決まる定額年金の販売が好調とのことだ。昨年来の株式の低迷で、運用成績がぱっとしない変額保険を敬遠する傾向が強まっているのは仕方が無いことかもしれないが、本当にそれでいいのだろうか。

業者は変額保険ほどの高収益が期待できないが、定額保険でもそこそこは手数料は稼げる。したがって、この傾向は購入者側の問題である。確かに大事な老後の資金を安全に確保したという意識は理解できるが、本当に十分検討したうえでのことだろうか。最近の食料品やガソリン価格をみても明らかのように、インフレの進行に気付かない人はいないだろう。体感では政府発表の1〜2%といったレベルではなく、4〜5%ではないだろうか。

60歳で定年を迎え、年金生活に入る人は、それから約30〜40年の引退期間を過ごさなければならない。それを毎月30万円ぐらいで過ごそうと思えば、1億円以上の資金が必要になるのである。インフレに負けない資産作りというのは結構大変なことになるのである。特に低金利が当たり前の円での運用は難しい。

なぜそんなに費用がかさむのか。医療費や介護費の自己負担がそのおおきな原因である。特に後期高齢者医療制度では完治しなくても病院を追い出されることが確実視されている。この準備をしておかないと悲惨な老後を過ごすことになる。

まじめに投資の勉強をしておかないと大変なことになるのである。自戒をこめて。
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(水無月廿五日) くりっく365  金融

東京金融取引所主催のセミナーが東京国際フォーラムで行われ、個人的趣味で参加した。くりっく365と呼ばれる為替証拠金取引が上場3周年を迎えたので、日経減りだすじゃなかったヴェリタスが販促として相乗りしていた。まあ、この新聞は来年はないでしょう。ははは。

為替証拠金取引の個人投資家の熱いまなざしは相変わらずのようだ。先週のNZドルの利下げにもびくともしなかったのは、機関投資家の売りに対して、怒涛の個人買いだったようだ。たいしたものである。もはや日本人は円で資産を作ることには諦めたのだろうか。この最高30倍の賭博相場で生き残っているのだから、ただただすごい。

渡辺審議官の話ですか、寝てました。私の脳を刺激させることはできませんでした。あまりに準備が良すぎて(大阪で一回予行演習をやっていますから)流れるような講演は私には単なる子守唄にすぎなかった。相場というか市場に対しての畏怖というものを感じない市場関係者の意見というのは、私はあまり注目しない。確かに相場は間違えることもあるだろうが、それを構成しているのは機械ではない生身の人間である。

しかし天下りの人間が運営する組織というのは浮ついたものが多い。どこかで自分の時代に何かを残したいという自意識しかなく、いかに市場を参加者が使いやすくすべきかという観点はうわべだけである。一度参加してみたら同ですか。
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(水無月廿四日 下弦) 休日出勤  プライベート

仕事で休日出勤、今日は群馬県である。ずいぶん前にゴルフで藤岡に来たことがあるが、それ以来である。関越道で北上し、昼前に目的の会社に到着する。ずいぶんとおもしろい社長さんで、いろいろな話が聞けて大変役に立った。自宅は大変な豪邸で本当に地方の名士といったところだ。社長に連れていってもらった蕎麦屋は赤城山の途中にある蕎麦街道にあり、関東各地から車が着ており、人気の店のようだ。出された蕎麦はみずみずしくさっぱりとしていて、のど越しがよく、一緒に出されたてんぷらも美味しくて、野菜は自家栽培らしい。そして置かれた大根の漬物がこれまた美味い。また来たい店の一つになった。

しかし、関東北部の景色というのは四国で生まれ、西日本で育った私にとっては目新しく、思わず高校時代の修学旅行を思い出す。こうしてみると日本というのは狭いようで、ある意味広いともいえる。午後からもう一軒訪問して本日の予定は終了したが、一度会社に帰る用ができ、帰りは高崎から上越新幹線で東京に向う。ここも夏休みで子供の元気な声はいいのだが、周りに迷惑のかかるような振る舞いは許されるものではないだろうし、同伴している大人の無神経さに腹が立つ。注意しても逆切れする輩の多い昨今、触らぬ神に祟りなしである。

東京に帰って少し打ち合わせ。ちょっと落ち込んでいるのですが、また月曜日だ。
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(水無月廿参日) 地方の疲弊  社会

仕事で初めて福島にやってきた。10時過ぎの仙台行きの東北新幹線は既に満席で、仕方なく嫌なB席におさまった。さすがに夏休みである。大宮、宇都宮と北上し、郡山からローカル線の磐越西線に乗り換え、会津若松へ。途中には磐梯熱海という所や雄大な磐梯山、猪苗代湖など東北の自然を堪能する。平日ではあるが、観光客もちらほらいるが、私のような東京からのビジネスマンというのは回りをみても誰もいない。

有名な鶴ヶ城は木立に囲まれて、天守閣の一部しか見えない。それにしてもお堀と石垣は創建当時の威容を感じさせるもので、会津藩ここにありである。しかし、市内のメイン通りはシャッターを閉めている店も多く、今日本の地方に見られる疲弊の一端をあらわしている。若者が少なく、老人ばかりが目立つのも一緒であり、このままでは都市としての機能が継続できるか疑わしい。近くには高速道路も整備されているが、それは中央へのストローにしかなっていないようである。

仕事を終え、駅に向おうとするが、タクシーなど見つかるはずもなく、行きでもらった電話番号で呼び出しして、ようやく来てもらうが、これがまた世間話をしていたら、運転手さんがメーターを倒すのを忘れていて、大まかな料金支払いとなる。出張なのでこちらは気にならないが、おおらかというかどうだかね。
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