(葉月壱拾四日) 恋  社会

昨日急に知人から電話があり、食事・カラオケとなった。彼が女性を連れてきたのだが、彼女は私も知っており、5年ぶりの再会だった。彼女も今年で32歳だが、未婚で誰か紹介してくださいよと請われるが、彼女であれば恋のひとつやふたつはありそうだ。

そこで改めて辞書を引いてみると、「恋」はもともと中国由来の「戀」であり。1946年11月の当用漢字表制定にあたって新字体として「恋」が選ばれたにすぎないとのこと。「亦」は「糸+言+糸」だったわけだが、戀の上部(糸+言+糸)は、一説によると《乱れる意》、そこに心がついた「恋」は《思い乱れてけじめがつかない意を表す》ということだ。(『新潮日本語漢字辞典』)。

『大辞林』によると、「恋」とは《異性に強く惹かれ、会いたい、ひとりじめにしたい、一緒になりたいと思う気持ち》とあり、これでは同性愛者の場合は恋ではないのかという突っ込みはあるかもしれないが、この定義では英語の“with”に伴う双方向性がなく、ストーカーを含む片思いでも妥当してしまう。(苦笑)

辞書づくりは本当に難しいと思うが、《異性に強く惹かれ、会いたい、ひとりじめにしたい、一緒になりたいと思う》のが「恋」であるとすれば、やはりその定義上、《ひとりじめ》にできて《一緒に》なっちゃったら「恋に落ちていた」段階は終わる、あるいは次のステップに行くというようなことになるようだ。
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