(葉月壱拾六日 敬老の日 望) 金融危機  金融

米国は1929年以降最大の金融危機を迎えたようだ。日本では今日は三連休最終日であり、15日でもあるので、近くの富岡八幡宮では縁日が行われている。隣の成田山東京別院と一緒に参拝して買物を済ませて帰ってきて、PCを起動させネットサーフィンしていたら、いきなり飛び込んできた、リーマンの破綻が。

支援交渉が難航しているのは先週から明らかであったが、引き金はバンカメが公的資金が投入されないということで、相手をメリルに変更して救済買収に進んだことだろう。バークレイズの動きもあったようだが、KDBが動くような案件に飛びつく金融機関はついに現れなかった。1997年の山一と同じように組織として市場に必要なコンテンツを持っていなかったということである。

日曜日に仕事をせざるを得ないポールソン財務長官だが、今回はモラルハザードを守り、158年の企業の歴史に終止符を打たざるを得なかった。日露戦争の戦費調達に顔を出すなど日本との関係も深い。最近はライブドアの増資を引き受け、その株式売却で大儲けをして嫉妬をかったものだ。それにしてもこの重大なときに三連休ということで各金融市場はお休みで、関係者は最初に反応せずにすんだことにほっとしているのではないか。

ほかのアジア諸国、そしてヨーロッパを株安、ドル安が連鎖している。現在のNY市場も急落しているが、ブラックマンデーのような大暴落の下落率ではない。しかし、あの当時と違ってCDSなどデリバティブ商品の急成長が、金融機関の破綻によりリスクの連鎖が広がりかねないのである。PC上での可能性で計算していた倒産確率が、小学生でもわかる高い確率で起こるという最悪の事態が想像されるのである。

さて明日から市場関係者の自分自身はどう行動すべきか。悩みの時間だけが過ぎていく。最悪のことを想定しながら仕事をしなければならないとよく言うが、リーマンの社員はその最悪の立場にいる。さらにメリルも身売りだ。私が在籍した会社がまた消えていった。
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