(神無月壱拾参日) 4兆元  経済

9日中国政府が発表した景気刺激策は総額4兆元、日本円で約57兆円という市場の予想を大幅に上回るものだった。14日の金融サミットに向け、世界経済に対する中国の貢献をアピールする狙いもあるが、対処の仕方としては、小出しにする日米と違って、実に効果的な大量投入である。

この金額は昨年のGDPの16%に当たる。日本政府が先月末に発表した真水5兆円を含む27兆円はGDPの5%にしか過ぎない。アメリカにいたってはたったの1%に過ぎない。中国はこれまで過熱する景気を抑えるために公共事業などを先送りしていたので、真水の部分が多くなると思われ、結構効果的な財政支出になるのではないかと思われる。

今週末のG20の主役は、先進国首脳を押し退けて、胡錦濤主席になりそうだ。

今日の意外な東京市場の急上昇もこの影響だろうし、アジア欧州と株高は続いている。サミットを前に日中の政治力の差が出てしまった。強い通貨がありながら使う公権力がこれではどうしようもない。
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