(霜月廿七日) トヨタの赤字  経済

トヨタの営業利益は今年下記のように推移している。
2008年3月期実績   2兆2703億円
2009年3月期5月見込 1兆6000億円
2009年3月期11月見込  6000億円
2009年3月期12月見込 ▲1500億円

同社は2008年3月期実績に対して6700億円もの減益予想を5月に見込んでいた。そうした保守的な予想をあざ笑うかのように、11月初には1兆円の下方修正を発表した。そして、この1月の間に7500億円もの更なる下方修正となった。前期実績に比べると2兆4200億円もの利益が減ることになる。しかし、これは利益の話だということであり、売上げは前期の26.3兆円から21.5兆円まで4.8兆円も減っており、日本のGDPの1%に匹敵するお金が消えているのである。

自動車業界は何層にも渡ったピラミッド構造をしており、経済に与える影響は計り知れない。しかもこれはトヨタに限らず全メーカーに及んでいる。

しかし、官邸と霞ヶ関はこの危機を全く理解していないようだ。「公営企業への高給天下りは継続します。消費税は必ず上げます。何か問題ありますか」というメッセージを国民に投げかけているのだから。
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