(霜月廿八日) ATM  社会

クリスマスイブ明けの給料日、明日は仕事納めの会社も多いだろう。そうなれば銀行のATMは行列が当たり前となる。仕事の合間にちょっと立ち寄ったが、すでに相当かかりそうだったので、コンビニに駆け込むが、おっと金額制限が10万となっており、これでは実家に送金するには少なすぎる。ははは。

仕方なく再度銀行ATMへ。何とか出金手続きを終えたが、送金があったのでメモを取り出したら、支店名が書いていない。先方に問い合わせしようとして、携帯電話を取り出したら、いきなり警備員らしきおっさんが近づいてきて、「使用禁止です。」とのたまう。そういえば壁には携帯電話使用禁止の文字のポスターがあった。例の振り込め詐欺防止なんだろうが、ごく僅かな騙されやすい人のためにその他大勢の不利益が生じるというのは、あまりにも不合理ではないか。

しかしよく考えてみれば、弱者にとっては携帯電話というのは福音となっているはずである。お年寄りや身体の不自由な方であっても、昔ならば寒風の中を外に出て公衆電話を探さなくてはいけなかっただろう。そうではなくなったことが「進歩」なのであって、みすみすそれを封じて稀な馬鹿を救うというのは社会の価値観としてどうなのだろうか。つまり誰もが「優先順位がわからなくなっている」日本になっているのではないか。
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