(弥生五日) 引越  プライベート

朝からダンボールに荷物を詰めていく。とはいえ、もともとゲストルームだったので、衣類と日用品、それと本だけである。それでも会社の私物と含めれば12箱ぐらいでこれにカラーボックスや扇風機を加えると全部で16個。とりたてて急がないので、西宮に届くのは4月7日になりそうである。これで費用は31500円。高いか安いかは人それぞれだろうが、まあこんなものかな。でも会社負担にはならず、ははは。

夕方までに部屋はすっかり片付き、明日はこの部屋の鍵を返すだけである。というわけで、ぼちぼちと日本橋まで出掛けて「厨」で食事。塩田さん夫婦に明日までと言ってびっくりされるが、まあ仕方がないよねと。美味い酒と肴でぼちぼちと。すると塩田さんがFさんに電話してもらったようで、久しぶりの談議となる。飲みましょうと言ったK君もきたので、わいわいがやがや。一緒にお酒が飲める友人は良いものです。

したたか飲みすぎたようで、Fさんにちょっと挨拶したかなあと記憶喪失状態である。東京最後の夜か、あ、そうそう「ほみほみ」が結婚するって塩田さんから聞いたけど、もうしたのかなあ。
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(弥生四日 夕月) 農協の大罪  読書

芸能人やスポーツ選手の新書が流行っているが、3月にして今年の新書ベスト1決定とも云うべき本である。著者の山下氏は東大卒、海外留学で博士号をもち、農水省の局次長まで務めたエリートである。私のような幼稚なものから見ると、頭のいい人と言うのはこういう人のことだと思ってしまう。

タイトルは農協についてであるし、切り口を農協においたのは間違いではない。しかし農協はあくまでもひとつの例であって、いかに「政治屋」「官僚」「業界」がグルになって良民常民を食い物にしてきたかが農協という窓を通じてよくわかる。いや、農協だけではない。農政そのものものである。農水省ばかりでなく、厚労省による医療行政や、国交省による土建行政でどういうことがまかり通っていたかがよくわかる。

私たちの印象としては、日本のお百姓さんはとても作物に手をかけていて、飛行機から種をまくようなアメリカよりもはるかに作物を作る効率がいいように思う。しかしそれは嘘だと、山下氏は言う。反収の効率はアメリカの方がいいのである。目から鱗である。なぜならば、日本では反収あたりの収穫があがるような作物を開発するのはタブーだったというのである。減反政策もあるが、農地の面積に従ってさまざまな利権があるからなのである。

戦後の農地改革は確かに必要だっただろうが、それで得た土地を小作人たちがいかに手前勝手なルールで売り飛ばし、そのカネが農協を太らせていたかを、山下氏は喝破する。さらに、なぜ日本の農家が「合理化」されないかもよくわかった。小学生の時からアメリカなどの農家の写真を見させられ、大規模農業こそ理想だと教えられた。しかし半世紀たってもそれは実現しない。山下氏によるとそれは「当たり前」らしい。農地を統合ししていくと、農家の数は減る。すると農業機械や肥料を売りつける先が減少して、農協としては損なのだ。もっといえば農家の戸数が減るということは、農村票の減少につながる。そこを基盤していてきた政府与党、つまりは自民党にとってマイナスなことをするはずがないじゃないかと言われればその通りだ。

農協の組合員というのは実際の農家の戸数の倍以上いる。「農家のフリ」をさせている連中がそれだけいるということだ。農家そして農協の力というのは実は「虚像」である。その農協の親玉である農林中金がサブプライムローン問題で債務超過になっている可能性があることも必然のようである。

(山下一仁著 宝島新書)
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(弥生参日 旧雛祭) 月遅れ  プライベート

私の四国の実家では雛祭や七夕は月遅れでおこなっていた。従って4月3日に雛人形を出して飾り、8月7日に笹を立てていた。今年は旧暦が少し早いようで、今日が旧雛祭のようだ。昔は近くに桃の花があって鮮やかな本当に桃色の可憐な花をめででいた。そういえば、娘は色にはこだわりがあって、カタカナでは言わない。ピンクではなくて、いつも桃色と言っているなあ。

しかし、急に寒くなって週末の桜は何となく震えているようで可哀そうだ。でもこれで来週末が本当の満開になりそうで、入社入学の季節らしい雰囲気になりそうである。

さて、いよいよ明日東京へ行って荷物の整理である。わずか1年の東京生活ともお別れである。昨年は意気揚々と上京したが現実は甘くなかった。厳しい経済環境に加え、家庭でもいろいろあり、二重生活の限界を思い知らされた。

でもこれで人生終わりではないし、たかが50年生きてきただけである。難しいと思えばとことん難しいし、支えてくれる人のためにも前向きに歩こう!
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(弥生弐日) 高速1000円  社会

朝から「きょうから高速道路が1000円で渋滞か?」とのニュースが各局で頻繁に流されている。この国のメディアのお頭の程度が知れるというものだ。実際に安くなったのは税金負担のためであり、利用者負担という原則が歪められた結果でもある。しかもたがが家族の観光ぐらいで景気が急速に回復するはずがない。もともと高速道路の無料化を民主党が訴え、選挙対策でのバラマキで1000円で行こうというアホな自公政権のくだらない政策である。

そもそもこの国の物流を考えれば、トラック業界とか日本の物流を担っている部門に集中的に傾斜配分して実を取るべきである。いまでこそ宅配便のおかげですぐに手元に荷物が届くが、お上仕事だった郵政時代はどうだったか、もう忘れているのだろうか。渋滞の心配を公共の電波で流す愚行をやめてもらいたいものだ。

しかもこのETCのみというのが曲者である。こういう権益が蔓延りそうな業界では裏で談合がおこなわれているケースが多い。機械の納期が数ヶ月先ともなれば、裏でこそこそやる輩が出てくるのが普通である。こちらのほうを監視すべきではないのか。
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(弥生壱日 朔) 花冷え  スポーツ

先週までの暖かさがウソのような寒さである。家の前の小学校の桜も寒そうで、来週もしっかりお花見が出来そうな気候である。今日は特にアポもなかったので、家で雑用。ちょっとした部屋の模様替えとかね。やっぱり気分を変えないと新しい生活という雰囲気を自分で盛り上げるためでもある。

世界一になった日本のプロ野球選手たちも各々のチームに戻って、来週の開幕に間に合うよう調整しているようだが、横浜の村田のように前半戦を棒にふる選手もおり、悲喜交々でもある。この例などMLBが最も嫌がる支障であり、メジャーリーガーが故障するなど、金が儲かるスプリングトレーニングの対極にあるわけだ。従って本気で戦ったのは日本と韓国だけということかもしれない。ただ、勝負の美しさはアメリカ人にもほんの一瞬かもしれないが心に響くものがあったのではないか。

WBCといえば、前回に比べて選手が米国に集中しないように国籍に大幅な緩和をしたが、これも興行価値を高めるためでもあった。しかし結局は日韓のファイナルとなったのだから、MLB主体というよりもアジアの意見をもっと取り入れる発言力をつけなくてはならないだろう。第一にボールの問題からしておかしい。道具が国によって違うスポーツが普及するとは思えない。「真の」大会にするために日本が積極的に働きかけるのが、連覇した国としておこなうべきことではないだろうか。
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(如月参拾日 晦日月) 金相場堅調  経済

ビジネスアイによると、英国の預金者らが1月に銀行口座から引き出した純資産額は23億ポンド(約3300億円)と、少なくとも過去11年で最高額に達した。その一部は金に投資された可能性が高いと報じている。金は8年連続で上昇しており過去50年で最長の上昇相場となっている。世界同時不況によって多くの国の金利は実質金利で見ると、ゼロ金利になっている。ゼロ金利なら、預金しなくてもタンス預金でも金貯蓄でも同じというわけである。また、世界中で流通する主要ハードカレンシーは、経済ファンダメンタルズが悪く、通貨下落の恐れがあるので、保有リスクが高いのが現状である。いわば今の為替相場は相互にババ抜きしているのが実相である。

この環境では、通貨リスクが低く、国をまたいだ持ち運びが楽で購買力が保たれる金は、通貨の代替として大きくクローズアップされているわけである。ユーロには10年の歴史しかなく、ドルもせいぜい200年の歴史しかないが金には2000年の歴史があるとして、通貨としての歴史の長さからくる信頼性を寄せる向きもあるという。

ただ直近の金価格は、今週初の米国の金融機関の不良資産解消プランによって下落している。しかし、日本円で言えば投資家が1万円出資してくれれば米国政府は13万円出すから、不良資産の入札に参加しようというプランは、最終的にはつけが米国政府に回るという話である。こうしたドル紙幣増発の話に、最大のドル債権を持つ中国金融当局は、米ドルに代わる通貨として、IMFのSDRを格上げして共通通貨としようとの提案をしている。この話がそのまま進む可能性は低いので、ドルが早期に基軸通貨でなくなる可能性もまた低い。しかし富裕層としては、あるいは賢い人にとっては、最悪のケースに備えて、最悪時でも資産を減らさない策をとるのが常道。

このリスクヘッジ策として、代替通貨としての金購入が世界中で増えてきていることだけは間違いないようである。
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(如月廿九日 暁月) 大阪湾ドライブ  プライベート

娘を養護施設に送っていった後、湾岸線を走って泉州まで。1300CCのイストでは無理は出来ないので、ほぼ80キロ走行である。この路線はトラックが圧倒的に多く道路の傷みも結構多い。しかし30分あまりで目的の会社につけるのだから快適そのものである。これを電車で乗り継ぐとたぶん1時間半は優にかかるはずである。きのうゴルフだったので面談できなかったお客さんとしばし歓談。東京に出張した際にも心配されて電話を頂いた方である。まあ、これまでの損失額を考えると本当に申し訳ないの一言なのですが。

いろいろ大変だけど、早く落ち着かないと家族が大変だろうと念を押される。その通りでございます。まあ、変な会社には行くなとも。でもなかなか難しいですよと応えておく。(苦笑)お昼前だったので食事でもと誘ってくれたが、実は久しぶりに助手席に愚妻を乗せていたのでご辞退申し上げる。まあ、気分転換のドライブと食事でもというところなのである。

この辺は土地勘がないので再び高速で西宮へ。ところが目指していた食事処が時間も悪くほとんど満席状態。時間もないのであまり待つ時間はないので、結局テイクアウト。愚妻は不満たらたらのようで夕方まで機嫌が悪い、ははは。いずれにしても何とか生活が出来るような環境を早く作るのが旦那の仕事ということに変わりはない。
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