(卯月壱拾七日 立待月) 記録への挑戦  スポーツ

競泳の第1回日豪対抗の男子200m背泳ぎで、昨年の北京五輪5位の入江陵介が1分52秒86の世界新記録で1位となった。北京五輪でロクテ(米国)がマークした従来の世界記録1分53秒94を1秒08も更新した。入江は4月の日本選手権では、スピード社のレーザー・レーサーを使ったが、この大会はデサント社製のラバー水着を着用していた。このデサント社の水着をつけた選手が日本選手権で新記録ラッシュとなったので、変更したのではないだろうか。監督は「どの水着を着ても世界記録は出たと思う。練習から強かった。」と水着効果でないことを強調しているが、やはり効果が大きかったと見るべきで、今日の株式相場で一時デサントの株式がストップ高となったぐらいだ。

4月の日本選手権で出た日本記録22個中、のレーザー・レーサーは5個で、17個が国内メーカー製、なかでもデサント製は13個と圧倒的だったのである。デサント社製は水着の全面に水の抵抗の少ないラバー素材を使用しているのが特徴らしいが、国際水連の承認待ちということで、詳細な製品情報は明らかにしていない。

レーザー・レーサーが出現したときもそうであったように、「水着が競技の結果を決める」ということがコンセンサスとなっており、その勝者のみが世界の売上げシェアを独占するというビジネスモデルになった事は事実である。日本メーカーの特許を見ても、競泳用水着において特許件数が劇的に増えている。デサントは24、ミズノは14といった具合である。

ここまでしのぎを削れば、いずれ他のスポーツでも、革新的なスポーツウェアが出てきて、競技を一新してしまうかもしれない。
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