(閏皐月廿九日) 高級ブランド  経済

フランスの高級ブランド、エルメス・インターナショナルが21日発表した2009年4−6月の売上高は、アジアで高額のケリーバッグの売れ行きが好調だったことから前年同期比12%増加した、ブルームバーグが報じている。

勤務先のある心斎橋界隈は高級ブランドショップが数多くあるが、ほとんどは閑散としている。このエルメスの決算をみれば、高級ブランドも中国が牽引しているのではないかと考えざるをえないのだ。

実際高級ブランドの業績を見ても、コーチやティファニー、カルティエ、プラダなどは売上げ利益共に落ち込んでいる。さらにブランド品の買い取り、中古販売チェーンの業績を見てもかなり落ち込んでいて、日本では高級ブランドどころではないのが大勢だろう。

ただエルメスは最低価格が60万円はするケリーバッグを、世界同時不況で世界中の消費支出減少したにもかかわらず、人気が落ち込まなかったらしい。多くの高級ブランドが値下しているにもかかわらず、エルメスは一切、値引きしなかったばかりか、レアな一部モデルについては手に入れるまで数年間待つ状況が続いているようだ。

要するに、本当の富裕層が主顧客の高価格帯のブランドでは、世界の富裕層人口増加に併せて収益が成長しているが、その下のクラスの一般層が背伸びをして買っていたブランドが減収に悩んでいるということだ。
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