(水無月壱拾弐日) 湿舌  社会

今年もゲリラ豪雨というか、昔からの言葉だと集中豪雨が今朝方まで我が家の近辺でもひどかった。幸いにも当方のほうは何の被害もなかったが、神戸では新聞配達中の老人が増水した川の橋を渡っていて流され遺体で発見されたらしい。合掌。

神戸では昨年幼い児童を含む多くの人が、須賀川の鉄砲水で命を亡くされている。神戸は後ろが切り立った山で尚且つ花崗岩ということで、水が一気に川に溢れてくるのだ。本当に梅雨の末期にはこうした事故が多いのは残念である。

梅雨前線に沿って積乱雲が次から次に発生し、大雨を降らしているのは西日本各地で見られる。古くは長崎豪雨で何百人という人が犠牲になっている。この時期の気圧配置でよくある湿舌といういかにも厭らしい低気圧の形は舌の先で集中的に雨をもたらす。先人の教えで梅雨末期の大雨に注意というのは、この日本列島に住んでいる以上は避けようがない。

皐月が閏を重ねて二ヶ月もあれば、天はそれなりの仕打ちを人間に与えたのだろうか。

何となく明日からは本当の夏が来そうだが、どれだけの日照が回復するのか心もとない。
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