(水無月廿六日) 高速道路のカラクリ  政治

<政府の補正予算に盛り込まれた全国6路線の高速道路の4車線化工事をめぐり、高速道路3社が国土交通省の要請を受け、7月に地元の建設業者が受注しやすい入札方法に見直していたことがわかった。日本道路公団が民営化した道路各社は要請に従う法的根拠はないが、金子国交相が要請を指示。道路3社も受け入れていた。>と先日の朝日新聞が伝えていた。

もうどうせ今の政府はこの8月で終わるからという感じであまり大きく報じられないけれども、これ、もっと追及していけば政権が倒れるような話である。従う理由がない民間会社に対してそもそも大臣が指示を出した段階でおかしい。経済産業大臣がパナソニックやソニーに対して「こうしろ」と言えるだろうか。言ったらそのこと自体が問題だ。ところが、高速道路会社に対しては何の疑問もなく言っている。

しかも道路3社も受け入れていたというのだから、どうなっているのだ!受け入れざるをえない利害関係がお互いの間にあるからだろう。それは何かといえば、天下りであり、関連会社の利権である。通行料を1000円にしてでもパーキングエリアなどでモノが売れればみんなに薄汚いカネが行き渡るという構図である。通行料の補填は全国民の税金が使われて、それで踊らされて来る愚民からのカネは特定の連中に流れるという話である。そのためには「民間」になった高速道路会社は、唯々諾々として国交相の命令を聞いているというわけだ。

さらに<道路3社への要請について、国交省の小沢敬市・建設流通政策審議官は「6月初旬に金子大臣の指示を受けた。地方建設業界の厳しい状況を考慮するという産業政策の一環だ」と説明。道路各社は全株式を国交省と財務省が所有しており、独立行政法人のような政府機関と民間会社との中間的な存在なので、法的な裏付けはなくても要請はできると判断したという。>

勝手に判断するなよ。

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