(葉月壱拾壱日) モラトリアム  政治

鶴の一声ではなく亀の一声で大騒ぎ。誰も留めるものがいないから、振り上げた拳を下ろすわけにも行かず、本当に困っているのは当人かもしれない。それにしても副大臣の大塚氏は何をやっているのか。元日銀マンだけに諫言すると思っていたら、亀井の発言におろおろするだけで、全くもって頼りがいがない。前評判が高すぎましたかな。やっぱりミンスの若手議員は腰が入っていないなあ。

それに引き換え、亀井のおっさんは貧しい生活からキャバレーの呼び込みなどのバイトもした経験の持ち主。東大経済学部ではマル経を専攻し、警察官僚へ。あのホリエモンにも負けなかった実力の持ち主に鈴をつける役割は、大塚には重かったということだ。

でも、このモラトリアムという政策を固唾を呑んで見ているのは、谷垣自民党総裁ではないか。なにせ前任の麻生が総裁になってすぐ選挙をということで、りそな銀行から借入金をしたのだが、全部で70億近くあるはずである。元々政党助成金が150億円ぐらいあって、政権党だったから業界の政治献金もあった。しかし、衆議院選挙の大敗で助成金は100億円強と三分の一になり、返済すべき借金があまりにも大きくなりすぎたのである。しかも自民党本部がある土地は国有地の借用であり、古い建物の価値はゼロに等しい。幹部の個人保証を銀行から求められるとすれば、新しい三役もなり手がいなくなるかもしれないのだ。

モラトリアムの第一号が自民党であれば、亀井ちゃんは自民党が放った時限爆弾ということかな。
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