(神無月壱拾六日 望) 旧暦の優しさ  社会

世間は日銀の新手法で喧々諤々状態だが、ふと夜、空を見上げてください。澄み切った冬の空気にお月様が燦然と輝いておりますよ。昨日は十五夜で今日は満月、なんという美しさだろう。

そういえばこの月曜日の日経朝刊の「領空侵犯」というコラムで、彫刻家の藪内佐斗司氏が「伝統行事は旧暦で」というコラムを書いていた。意を得たり!

本当にそう思う。梅雨の鬱陶しい時期の七夕などその典型である。そもそも正月でさえ新春というのはあくまで旧正月の季節感であろう。2月の半ばを過ぎれば春めいてくる、東洋人はあの情緒をなくしたらいけないと思う。

別に中国に委ねるわけではなく、あくまで東洋人の美意識や季節感なのである。「雪月花」「花鳥風月」いずれも月が欠かせない。伝統行事は旧暦で行えば、いわば旬を感じることができるのではないか。一番おいしい自然の恵みを日本人はもっと誇りにすべきである。

東洋はあくまで西洋にはあらず。鳩山も「友愛」で東アジア共同体を語るよりも、儒教の「仁愛」で語れば、中国も韓国も一目置いただろうに。
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