(神無月廿四日) 3K  社会

昨日別件でハローワークへ行った際に、新着の求人情報を見ていたら、近くの介護施設の仕事があった。今は世間的にも失業問題の解決策としての介護事業が注目されているだけに、現場の声を聞きたくてとりあえず面接となった。結果は「本当に3K」の世界だった。

なまじ言葉で伝えられるよりも、直接担当の事務長から聞くと、きつい、汚いもそうなのだが、危険というのが一番気になった。介護職員が目を離した隙に命を落とす老人がいるという事実である。それは施設の管理問題となり、何も実態を知らないマスコミにより、悪魔が住む園のごとく報道されかねないのである。突然車いすから立ち上がった老人が、転んだ拍子に大腿骨を骨折するなど、いわば日常的出来事らしい。

送り迎えというといかにも楽そうだが、寝たきりの老人をエレベーターの無いマンションの四階や五階から抱いておりる恐怖を考えたことがありますか、とキケンの津波を何度となく浴びてしまった。日本の介護事業がビジネスとして成り立つかどうか、今一度高齢化社会へ突入するのだから、国民全体が考え無ければ、この国の将来はないことだけは間違いのない話である。
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