(睦月壱拾壱日) オリンピック財政赤字版  経済

先週の英経済誌エコノミストにOECD加盟国の財政赤字のワーストランキングが掲載されている。数値はPrimary Budget Balance, Net Debt, GDP Growth-cost of Financeといういわば複合ランキングで、借金をどこまで増やせられるかというもので、借り換えを出来なくなった場合は失格というわけだ。

オリンピック風に云うと結果は予想通り、金はギリシャ、銀はアイルランド、そして意外にも銅はイギリスと、欧州勢が表彰台を独占しているが、厳しいのはPIIGSだけではなく大英帝国もひどい数字になっているのには驚く。ところで日本は4位と惜しくも?メダルを逃した。続いて5位ポルトガル、6位スペイン、7位フランスときて8位アメリカとここまでが入賞ラインである。ちなみにPIIGSの一角、イタリアは10位である。

しかし金のギリシャ、銀のアイルランドは借り換えが厳しくなっているので、次の大会では失格している可能性が大。従ってトップ争いはイギリス、日本の一騎打ちとなりそうである。しかし日本は借り換えでは強固な国内地盤がありGDP対比の借金比率は世界一だが、失格の可能性は当面ないので、日本が金に輝く可能性が高いようにみえる。本番のオリンピックはソチも厳しそうだが、財政赤字では金メダルは間違いないところ。まあ、こういう金メダルは欲しくないけどね。

ところでこの欧州勢のランク入りをみれば、ユーロ売りというトレンドの変換は難しいだろうなあ。
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