(睦月壱拾八日) ガワール油田の行方  経済

資料整理をしていたら、少し興味を抱く記事があったのでメモとして残しておく。先月中旬のブルームバークからであるが、サウジアラビア石油鉱物資源省の顧問、モハマド・アル・サバン氏が原油需要がピークを迎える可能性を「警報」として深刻に受け取り、経済を多角化する必要があるとの認識を示した、という。具体的にはサウジが再生可能エネルギーの開発に踏み出し、同国初の二酸化炭素(CO2)貯留事業を開始しているとし、2012年に世界最大のガワール油田にCO2を貯留することを明らかにしたのである。
     
世界最大の原油輸出国のサウジアラビアをはじめ中東諸国は、これまでの原油輸出に依存した経済体制から、アルミニウム、鉄鋼などの新産業に投資しているし科学技術教育にも力を入れているし、UAEでは韓国受注で注目された原発など電力でも脱石油を進めている。

こうした新産業育成の一環として、CO2を既存の油田の中に埋め込む事業も開始するというのだ。サウジアラビアでは若者の失業率は25%を超えていて、雇用を創出することが急務であり、ここで反乱など起こされたら王家が持たなくなるはずだ。

ところでこのサウジアラビアがCO2貯留をしようとするのはガワール油田について述べると、1948年から生産開始し、60年以上も世界最大の生産量を誇り、
今でも日量400万バレルと世界の原油生産量の5%を占める、他と比べものにならない巨大油田である。巨大な油層は東京から名古屋まで続いている距離だったと思うが、記憶間違いだったかもしれない。このガワール油田はサウジ政府が国有化した後、1980年代に生産量が大幅に減少したが、これは自噴が出来なくなり、大量の水を注入して何とか原油生産してきたが、これも四半世紀が経過している。

今回のCO2貯留計画は、別の視点から見ると「世界の原油生産量の5%も占める世界最大の油田が枯渇寸前にある」ことを示唆しているわけだ。もっとも一気に枯渇するわけではないが、世界の5%をしめる油田だけに影響は計り知れない。再び原油高騰とならないだろうが、心配種には変わりはない。
0

「3月2日」のつぶやき  

bozz56 Aono Katsunori http://twitter.com/bozz56
3月2日 つぶやきまとめ


11:54
さっきのニュースで高島屋の東館のオープンを伝えていたが、顔を隠して入ってくる女性がいやに多い。そうか勤務時間中に私用で行ったのでカメラが怖いという訳か。人事部長、ニュースを確認しましょう、ははは。
2010/03/02 Tue 11:54 From web

11:42
ライフネットの岩瀬副社長が自書を無料公開。「FREE」の実践ですか。日垣隆氏も新書を謹呈したし、こりゃ出版業界は「黒船来航」ですな。
2010/03/02 Tue 11:42 From web

09:30
不振企業の不動産現物出資は“謎の錬金術” http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100225/212983/
2010/03/02 Tue 09:30 From web
0




AutoPage最新お知らせ