(如月弐日)持統女帝と皇位継承  読書

倉本一宏 吉川弘文館

壬申の乱、私が歴史の教科書で興味を抱いた最初の内戦だった。天皇の近親者間で血で血を洗う権力闘争だが、天武・持統というこの夫婦が織りなす日本という国の統治が完成を見せた時期とも言える。女帝が頻繁に出現しているが、それは中継ぎというか皇子の生母が卑女の場合はまず即位は無理という当然だった時代では有効な継承手段だったのだろう。

天武は兄の娘を妃としたが、それも一人だけでないというこの血族の複雑さを見ると、権力者の執念を見る思いがする。そして姉に変わって正室となれば、普通の夫婦関係を断ち切っている持統は何を考えていたのだろうか。

大和には天武・持統御陵として祀られている古墳がある。小さいときからその古墳を見てきた私にはあの大和路を歩く度に、彼らの息遣いが聞こえてきそうな雰囲気を感じた。日本人が琴線に触れる飛鳥の旅はいつも思い出される。しかし、自分が立っている地の下には権力闘争に敗れた者たちの恨みが蠢いているかもしれない。

日本が国としてなす時代に現れたこの女帝の重みを考えるには良書ではないか。筆者の思いが高すぎるという難点もあるかもしれないが、何千年前の人物像など正確に描けるはずもない。

おりしも平城京1300年という年でもある。久しぶりに春の大和路、明日香を歩きたくなった。
0

「3月16日」のつぶやき  

bozz56 http://twitter.com/bozz56
3月16日 つぶやきまとめ


21:35
霧の旗、このBGMって、重すぎません?そりゃクラシックの名曲ですし、私も歌いましたが。
2010/03/16 Tue 21:35 From web

00:57
タイピング練習。qなう。aなう。zなう。って、Twitterにきこえてくるよ。でもこの教本は当然英語用だろうし、日本のローマ字打ちはどうなんだかな。
2010/03/16 Tue 00:57 From web

0




AutoPage最新お知らせ