(卯月廿五日) 古巣の不祥事  金融

昨年11月に東証マザーズに上場したFOIは、上場申請時に提出した有価証券届出書に売上高を課題に計上するなどした虚偽の決算情報を記載し100億円規模の粉飾決算があり、その後破産、上場廃止という状況となっていることはご存じの人も多いだろう。2010年3月期の売り上げ予想が130億円の会社で、100億の粉飾なんて会計監査の無能力と主幹事証券会社の無責任を暴露したようなものである。

FOIの主幹事はみずほインベスターズ証券で、みずほ銀行の子会社でもある。従ってこの会社が主幹事を獲得できる案件はほとんどがみずほ銀行の融資先という方程式は成り立っている。融資先の上場ということで銀証とのダブルで収益になるということで上場先の発掘に必死な元同僚がいるわけだ。組織のなかで彼らにも私的には同情したくなるが、これほどのザル審査は過去見たことがない。会社側はお詫びのコメントをHP上に掲載していたが、今はすでに過去のものとして掲載されていない。そもそも誰に謝っているのかという文言で、投資家など向いていないというのが私の印象だった。

そして今日は同じくマザーズ上場のシニアコミニュケーション(2463)が前期の有価証券報告書を提出できないと先週に明らかにし、本日は監理銘柄入りで確認中と審査中のダブルとなり、当然のごとくストップ安。実はここもみずほインベスターズ証券が主幹事で、メイン銀行はみずほ銀行新宿西口支店である。代表取締役以下取締役2名が解任されており、現時点で取締役は平取から昇格した社長だけというトンデモない事態となっているのである。どうみても粉飾決算のようですし、続いてますなあ、みずほ案件が。この際、膿を出し切らないと腐ってしまうのではないか。
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