(卯月廿七日) 中元  プライベート

最近の百貨店は中元セールを早めにスタートしているし、6月中に済ませば割安ですよと呼び込みを行っているが、まんまとその口車にのって大丸の芦屋店へ。JR芦屋駅に隣接したこの店は当然芦屋周辺の富裕層を狙った出店だろうが、ずいぶん前のことだろう。

関西だけでなく関東の方にも贈るので、早いけど混まないうちにと考えたのだが、やはり中元コーナーには店員の方が多いという有様だ。でも関東は新暦で行事を行うという風習なので7月15日に間に合うようにしてもらう。でもこの中元って何かご存じですかね。

この中元という思想は元々中国から伝えられたものである。中国には三元思想というものがあり、天地人、松竹梅、年月日というように三つのものの組み合わせで物事を考えていた。そうそう麻雀の大三元なんていうのもそのひとつである。

三元というのは道教の三官大帝と呼ばれる三兄弟の神様のお祭りを三元の日という。お中元はこの真ん中の神様の日なのである。中元に対して、上元の日(1月15日天官賜福大帝の生まれた日)、下元の日(水官解厄大帝の生まれた日)があり、中元は地官赦罪大帝の生まれた日なのである。中元の地官赦罪大帝は人間が犯した罪を許してくれる神様なので、この日自分の犯してしまった罪の懺悔の意味で、普段お世話になった人に贈り物をするという慣習が中国で生まれ、それが日本に伝わって、今のお中元になったわけである。

7月15日というのはお盆の中日である。九段の靖国神社では新暦のこの時期に御霊祭をしていますね。でもおおかたは月遅れの盆休みで8月になるのですが、これはあくまでも「月遅れ」なのでメディアは何も考えずに盆休みというのはおかしいのですが、皆で一緒に間違えれば怖くないという典型例でもある。さてお盆の中日の15日は亡くなったご先祖様の法要を行う日である。親族が集まるわけだが、この時健在な親に対して贈り物をするようになったのである。また直接の親でもないが、徒弟制度が確立していた時代では目下の者から目上の者へということもあった。これが御中元と称されるようになったと言われている。

現在の御中元行事はできあがったのは明治の後期とも言われるが、夏の最中に売り上げの落ちる百貨店が売り上げ向上対策として、この御中元の慣習を利用したものである。2月のバレンタインや節分の太巻きとか一緒ですな。そうそう、7月15日を過ぎた贈り物の熨斗は「暑中お見舞い」と書くようですが、これも立秋の時期もありますので注意ですよ。

そんなわけで、今日は普段の罪滅ぼしで愚妻の買い物につきあったわけである。久々の百貨店の自分の買い物だったので満足していたようで、こちらは罪滅ぼしで安堵いたしました、はい。
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6月8日 のつぶやき  

bozz56 http://twitter.com/bozz56
6月8日 つぶやきまとめ


03:02
デジタルガレージの7日の下落理由にTwitterの危険性って、どこかのベンダーが書いてたけど、何それ?
2010/06/08 Tue 03:02 From web

02:56
粉飾決算の上場会社が目立ってます。FOIに続いて、シニアもそうみたいですなあ。困ったもんだ。
2010/06/08 Tue 02:56 From web

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