(皐月廿七日) 自動車業界の生き残り戦略  経済

ハイブリッド車や電池自動車などの画期的なエコカーを出す技術力が無ければ、今後の自動車業界では生き残れないと思っている人は多いだろう。でも本当にそうだろうか。電気自動車に熱心な日産だが、ハイブリッド車を持たない日産は前期は2900億円の営業黒字で、前前期の2300億円の赤字から驚異的なV字回復に成功している。

確かに中国では日本車で最大の売り上げを誇っているが、全体の日産の売り上げを見ると2%程度増えただけでそんなに伸びていない。経費削減の成功でもあるが、やはり一番大きいのは車一台あたりの利益率である。

トヨタではプリウスは黙っていても客が買ってくれる。これは自分がエコカーに乗っているという自己満足と、強いて云えば燃費のよさだが、このプリウスの利益率は微々たるものである。その代わりに利益率の高いマークXなどが売れなくなったので、トヨタ全体の利益率は下がっている。日産は儲からないハイブリッド車がない分、コストカットが利益増に繋がったとも云える。だいたい新興国で売れる車はせいぜい100万円未満の単価の車がほとんどだ。ハイブリットでは新興国で赤字になるばかりだろう。

先日の日経が報じていたように、マツダやスズキ、スバルなどがハイブリッド車並みの低燃費で低価格のガソリンエンジン車を新興国など内外市場に投入するというのは、時代遅れのようで実は収益確保に確実な手段なのである。

今後の新興国開拓の進み方によっては、トヨタやホンダを追い越して日産がトップメーカーになる可能性もという意見もあるが、電気自動車に対する今の日産の執念を考えるとそれは違うのではないかと思ってしまう。千載一遇のチャンスを日産は自ら逃しているのではないか。だいたい日産の販売会社のやる気のなさを考えれば、それ以前の問題かも知れないが。
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7月7日 のつぶやき  

bozz56 http://twitter.com/bozz56
7月7日 つぶやきまとめ


12:00
午後はJR神戸駅前のボランタリープラザの見学だ。
2010/07/07 Wed 12:00 From web

11:57
七夕だけは旧暦でやらないと季節感は全くなしなのに、脳天気で今日は天の川は見えるでしょうという女子アナはアホ面には耐えられない。
2010/07/07 Wed 11:57 From web

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