(水無月五日) 金融規制改革法  金融

米国の金融規制改革法は上半期の世界の株式市場の大きな圧力となって株価を押し下げてきた。いわゆるPIIGS問題と並んで市場の不安定要素だった。法案が成立したことで金融機関のリスク取引が制限され、代わりにFRBの権限を強化したということだ。しかしこの法案には様々な抜け穴があり、金融機関の経営や収益源が一変するわけではない。

例えば銀行が自己資本を使ってデリバティブ取引することは認められているし、自己売買も以前ほどではないが自己勘定で売買可能である。だいたいデリバティブ取引と自己勘定トレーディングの収益に占める割合が10%以上という銀行の方が少ないはずである。したがって金融機関の収益への影響はあまりないというのが現状ではないだろうか。

問題になったCDS、クレジット・デフォルト・スワップ等のデリバティブ取引も規制の対象除外となり、現在の店頭デリバティブ取引の約85%がそのまま認められた。まさしくザル法とも云うべきものだ。それでなくては成立するはずもなかった。

ただヘッジファンドやPEなどの投資ファンドについては銀行本体と切り離すことにしたので、いわゆる影の銀行部分は縮小されるわけである。しかし普通に考えれば、新しいデリバティブを発明して、これまでの金融規制法をかいくぐって大きな存在になってきただけに、いずれ別の抜け道から影の銀行システムが大きくなるということになるのではないか。
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7月15日 のつぶやき  

bozz56 http://twitter.com/bozz56
7月15日 つぶやきまとめ


01:03
大阪に外国人用のホテルがないって?じゃあ、なぜセントレジスが進出するの?どこの大学の学生と話したのか知らないけど、心斎橋筋の中国人の集団を見たことあるのかな。http://www.assetmc.co.jp/bn/bn2010_07.html
2010/07/15 Thu 01:03 From web

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