(葉月六日) 円高対策  金融

戦後の円ドル相場の最高値は1995年4月に付けた79円75銭である。現在の相場水準はそれに迫る状況で、介入だの対策だのと躍起になっているのは仕方がないが、よく考えるとデフレの日本と曲がりなりにもプラスのインフレの他国を比較した場合、この水準が当時の危機感と同じかというと「それはおかしい」のだが、そのような声は円高対策の合唱のまえにかき消されている。

さらに財務省の今年上半期の貿易統計によると、対米輸出額は輸出額全体のおよそ15%。たった15%の対米ドルの為替相場水準だけで円の為替相場を判断するのは誰が見ても誤りだろう。その代わり対アジア輸出は全体の約56%を占めており、日本にとっては対米ドル相場よりむしろ、対アジア通貨に対して円相場がどのように推移しているかを注視することがより重要なのだ。そのアジア通貨で見れば、過去10年の平均から見て多少の円高であるにすぎない。

したがって、今後の政策論議を対米ドルの名目為替相場だけで語り、為替介入や輸出支援をするのは、いたずらに無駄な補助金を与えるのと同じだ。そもそも、円高がただちに問題になるのは、多くの日本企業が米ドル建てで輸出をしているためだ。この是正を考える方が先だろう。
0

9月12日 のつぶやき  

bozz56 http://twitter.com/bozz56
9月12日 つぶやきまとめ


00:42
10日の夜に報徳学園のバスケットボール部員が校内で転落死。その時間すぐそばを取っていた。今日の夕刊を見てびっくり。一年生だという。遅くまでクラブ活動していたようだが、何があったのだろうか。合掌。
2010/09/12 Sun 00:42 From web

0




AutoPage最新お知らせ