(神無月壱拾九日) 平時と戦時  政治

アメリカ経済が減速しFRBは第2次量的緩和をして、景気回復を目指している。FOMCの見通しの数値が下方修正されたのは、第2次量的緩和前の見通しの再確認だから、驚く話ではない。アメリカ経済がなぜ落込んでいるのか。それは、政府による住宅や自動車購入のための減税等の景気刺激策や軍事費支出の拡大傾向維持をして、景気の持ち上げを図り、民需が盛り上がるのを待って、財政支出を止めようとしたからである。

アメリカ政府の予算推移を見ると、今でも社会保障費や他の経費が減る中で軍事費だけが増えていて驚かされる。期待したほど民需が盛り上がらず、減税等の景気刺激策が切れたので、下駄が外れて経済成長率が下がったのだ。共和党が下院で勝利し、アメリカの戦争も含む外交姿勢がタカ派にならざるをえないという変化も起きている。

アメリカが輸出競争力を持つ数少ない分野は軍需産業でもある。米軍需産業は、イラク問題が落ち着いた今は、需要の低下で見通しが暗くなっている。低迷するアメリカ景気を活気付け、イラクやアフガニスタンで傷付いたアメリカ帝国の威信を取り戻したいというのが、大統領の願いだ。

昨日の北の火遊びも、TPOを選ばないと火事になる。

横田にある在日米軍総司令部の建物の前には、旗が3つある。1つは、星条旗、1つは日の丸、残りが国連旗だ。横田基地は現在は休戦中の朝鮮戦争に展開した国連軍であり、他のいくつかの在日米軍基地も同様。国連軍として米軍が北朝鮮に対して軍事行動を起こす場合は、日本政府の事前承認なしに動くことになっている。
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