(葉月廿五日) 景気見通し  

26日の日経では、年三回(3月末、6月末、9月末)の景気見通しを発表した。題して「景気再浮揚、持続力増す」。この手の表現には気をつけなくてはならないというのが、今までの経験則であるといったら、日経側は嫌な顔をするだろうが、2000年のITバブル期の報道等を思い出してみたほうがいい。世の中、慢心ほど怖いものはないのだ。

2003年4月に日経平均はITバブル期の2万円台から約三分の1の7000円台になったが、これをそこに2年半余りで下げ幅の半分を戻してきた。半値戻しは全値戻しと証券界は鼻息が荒いが、私はぼちぼちいいところまで来たのではないかと思っている。20年ぶりの新規投資などという言葉を聞くと、いつか来た道だなと思ってしまう。

デフレ脱却を理由に銀行株を買上げているようだが、不良債権は銀行経営の問題であって、デフレが問題ではなかったのではないか。現在の株式市場は業績相場であり、遅行指標の物価指数であるインフレ指数とも云うべき地価などの上昇は企業業績に影響を与えるだろう。石が浮いて木の葉は沈んでいる今の相場はバブル期後半に目にした風景でもある。そろそろかな。
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