(神無月廿四日) 憂国忌   

三島由紀夫が35年前に喝破したこの国の行方はまさに彼の憂いそのままに堕ちつつあるようだ。しかしよもや万世一系の皇統を踏みにじるような政府が登場するとまでは考えていなかったのではないか。

「皇室典範に関する有識者会議」は女性天皇女系継承を容認する報告書を小泉首相に提出した。しかし日本国憲法の冒頭にある「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」天皇制というものはここに崩壊しそうである。確かに女系天皇を認めることで、皇統は維持されるように思えるが、戦前ならば大日本帝国憲法と等しい地位を持っていた皇室典範が戦後は軽くなったとはいえ憲法を変えるのに半世紀論議しておきながら、こちらの方は半年一年のそれで済ませようとするのはちょっと拙速すぎるのではないか。300議席はそのために得たのではないはずである。
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