(如月壱拾日) VISTA  金融

ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、そしてアルゼンチンはBRICsに続く有望とされる市場である。頭文字をとってVISTAと呼ぶらしい。特にベトナムは最近証券会社が投信で取り扱うようになり、注目を浴びているようだ。同国の代表的な株価指数(VN指数)は昨年145%も上昇し、今年もはや50%近く上がっており、1200ポイント近くになっている。構成銘柄107銘柄の時価総額は2005年末が4億ドルだったのが、いまや220億ドルというのだから恐るべしというほかない。まるでバブルの教科書に出てきそうな「サウス・チャイナ・シー・バブル」である。

現在世界の株式市場で割高とされるのはPERの高いインドと日本だろうが、それでも20倍である。しかし、ベトナムは70倍!市場が2000年に創設されて7年、開発初期の夢を追う期待が先行している典型的な相場である。しかも現に社会主義国であるから、上場企業はほとんどが国営企業の民営化ばかりである。財務諸表も危うい企業も多いともきく。確かに株式市場は夢を追い求める場所ということを否定はしないが、それだけでは鉄火場そのものである。己の資産を投資して良いかどうか、よく考えてみる必要がある。血が流れた後を虎視眈々と狙っている連中はごろごろしているはずだ。
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