2007/3/19
東京交響楽団演奏会のお知らせです。
4月14日 東京オペラシティ 東京交響楽団オペラシティシリーズ第37回
4月15日、ミューザ川崎シンフォニーホール 名曲全集第26回
東京交響楽団、指揮は秋山和慶先生。
ハーリヤーノシュをやります。僕はここでツィンバロン弾かせてもらいます。
素晴らしいオーケストラ、素晴らしい指揮者。そして素晴らしいホール。
とてもワクワクしています。
(詳細はHPスケジュールで…)
コダーイ作曲の組曲「ハーリヤーノシュ」とは、
ハンガリーオペラ「ハーリヤーノシュ」から抜粋された6曲で構成されています。
コダーイがこのオペラににツィンバロンを取り入れたのは、単にハンガリー国民色を強くしたかっただけではなく、当時、イダ・タリアニ・トートという天才ツィンバロン少女がいたからなのです。彼女はコダーイにずいぶん可愛がられていたようです。実はこのイダ・タリアニ・トートという人は、オペラハウスで首席ツィンバロン奏者としてだけではなく、後にリスト音楽院ツィンバロン科で教鞭をとるようになります。
そのイダ先生の弟子が、僕の師匠であるヴィクトリア先生やアグネシュ先生です。
ということは、イダ先生は、なんと僕の「大師匠」にあたる方…。
現在、ハンガリー国立エルケル劇場で「ハーリヤーノシュ」が上演されていますが、
ここではヴィクトリア先生がツィンバロンを弾いています。
留学中に、僕はオペラ「ハーリヤーノシュ」のリハーサルも本番も、何度も何度も
勉強させてもらいました。コダーイの直筆譜も何度も見ました。
先生からもコダーイが特別にツィンバロンに対して指示したこと(譜面には書かれていない)をいろいろ聞きました。ハンガリー語のリズムとも関係しているし、
ハンガリー舞踊のステップ、ハンガリー民謡のリズムの理解も必要・・・
ということで、僕はハンガリー舞踏、ハンガリー民謡の授業も受けました。
上手く生かせるといいのですが・・・。笑
なにはともあれ・・・。
東京交響楽団のみなさんと、秋山先生とまた御一緒させてもらえるのは
ホントに嬉しい限りです。
(去年のサントリーホールのサマーフェスティバル以来です。)
ワクワクしてきます!!!
是非、聴きにいらしてくださいね。
よろしくお願いします!!
ハンガリー国立エルケル劇場、オペラ「ハーリヤーノシュ」ブックレット表紙

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