2008/6/18
チェコ最強のフォークツィンバロン奏者ペトルから、メールがきました。「いつ、かえって来るんだ?」…と。ペトルはチェコ東部モラヴィア地方のヴェセリという街に住んでいます。今年の夏はチェコを代表してペトルのフォークバンドがアルジェリアから招聘されているのだそう。僕は留学中、毎年、今頃(6月)にペトルの家に遊びに行ってました。お父さんのエマニエルさんともお母さんのマリーナさんとも(もちろんペトルとも、そしてペトルの彼女とも)ホントに家族のようにしてもらって、なんと僕のベッドまでペトルの家にあるのです…。たまたま今週末、僕のコンサートでヤナーチェクの曲を弾くので、モラヴィアのことをいろいろ思い出しました。実はペトルん家の近所にもヤナーチェクが住んでいた時期があるのです。モラヴィアを訪れるたび、毎晩、ペトルと友達数人とで夜遅くまで飲んで、さらに家に帰ってからも飲んで…という、楽しい(?)日々を過ごさせてもらいました。ペトルのお母さん、マリーナさんは大学の先生ですが、僕が滞在中に大学の学生さんの社会見学について来い…と、ビール工場見学に連れて行ってくれました。しかもそのビール工場は「ヤナーチェクビール」。何種類ものビールを醸造している工場で、モラヴィア地方では有名なビールメーカー。製造過程はもちろん、見学の後のビールの試飲は最高。授業の一環として行った工場見学だったけど、学生さん達とも意気投合、まるで合コンのような楽しさでした。お土産にマリーナさんが「ヤナーチェクビール6種類詰め合わせセット」をくれたのだけれど、ビンビールなので、さすがに重かった…。でも、この6種類どれも劇ウマでした。ペトルのメールによると今年は気候がとてもいいらしく、「遊びに来い、遊びに来い」としきりに誘ってくれるので、すごく心が揺れています。短期間でもいいから、モラヴィアに遊びに行ってこようかな…。ヤナーチェクビールを浴びるほど飲んできたいです。

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投稿者: cimbalmos 斉藤浩
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