
劇団あしぶえ「安寿と厨子王」の劇伴、ついに書き終わりました。ここ数日、ほとんど寝ていないので、もうへとへとです。BGM、SEを入れ、25曲ほどあります。舞台に音をつけていくというのはホントに大変な作業です。全編通して、アジア周辺諸国の民俗楽器とオーケストラを融合させた劇伴です。「怖いシーンはより怖く」「感動的なシーンはより感動的に」をコンセプトにして書きました。山椒大夫の館のシーンや焼印を押されるシーンは、それに伴う音も相当気持ち悪く、怖く作ってあります。また「安寿のテーマ」「厨子王のテーマ」は何度も出てきます。序曲では「厨子王のテーマ」をモチーフに。フィナーレは「安寿のテーマ」で幕がおります。
演技、演出、舞台装置、衣装はもちろん、音楽、音響にも注目していただけたら嬉しく思います。29日の初日まで一か月を切りました。全てのセクションが追い込みに入りますが、劇伴をを全て書き終えた僕は、少し休憩さえてもらいます…。


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