
ロビー・ラカトシュ&ラカトシュ・アンサンブル@東京文化会館に行ってきました。ツィンバロンのリステシュ・イェヌーが招待してくれました。イェヌーは留学時代の同級生で、もう20年近く(彼が小さい頃から)のお付き合いです。今日は10年ぶりの再会でした。なんだか久々に家族に会った感じでした。やっぱりね、「先生と連絡取り合ってる?」とか「先生も歳取ったよ〜」とか先生の話から始まり、「仕事はどう?」「いつブダペストに戻ってくる?」とか、なんだかまるで家族のような話をして、来年ブダペストでまた会おうということを約束しつつ…。でもね、10年も会わないとお互いに見た目も歳をとっててね(笑)。
コンサートは本当に素晴らしくて、特にピアソラの作品はアレンジも訴えかける音の力も凄すぎて、これだ!!!!!と思わずにはいられませんでした。もちろんイェヌーのソロ「熊蜂の飛行」は「神がかり的」な凄い演奏でした。
ロビーさんは、とても紳士的な方で、終演後、疲れていらっしゃるにも関わらず、少しの時間だったけど、話もして下さって、とても嬉しかったです。
音楽のこと、生活のこと、人生のこと…いろいろ悩んでいたけれど、今日の彼らのステージを観て、「ごちゃごちゃ考えずに前へ前へ進め!!」というメッセージをもらった気がします。音楽家は演奏でこれだけたくさんの人に「喜びや感動やパワー」を与える…これが音楽家としての仕事なんだぞ…ということを改めて教えてもらった感じです。ありがとう、イェヌー、そしてロビー、そしてラカトシュ・アンサンブル!!!


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