今国会で自然公園法と自然環境保全法の改正案が審議される。
法律に取って看板は、法律の名称のように思えるが、本当の意味で看板は、目的条項にある。目的条項に、その法律の目指すことが表現されている。
今回の改正で目的条項に生物の多様性の確保が明記された。その点は、看板に魂を入れたように評価できる。
しかし、本当の意味で魂が入ったとは言えない。なぜならば、魂を輝かせる言葉が各条項に記述されていない。例えば、国立公園の生物多様性確保の為に云々と言う記述はない。
調べて見ると、目的条項に生物多様性確保が入った法律の多くが目的にのみ記述し各条項には、見られない。
こういった状況を総括して言えば「仏を彫って魂いれず」と言うのだろう。
是非、仏に魂を入れて欲しいものである。
草刈携帯より

0