奄美群島振興開発特別措置法(昭和二十九年六月二十一日法律第百八十九号)通称、「奄振」アマシン。
ある環境省の懇談会で、奄美の生物多様性に関する話題提供があった。その時、奄美の環境を破壊した奄振について、レビューすべきとの私の発言に対して、その委員は、90%成功したから良いと言う。本当に検証したのか、甚だ疑問だが、仮に100歩、いや1000歩、ゆずって考えてみよう。10%の失敗を見過ごして良いのか?10%の中に、絶滅の恐れがある、生物の生息地を破壊していないのか?
この議論は、数字の%の問題ではない。ダメなものは、ダメなのだ!その点を検証せずに先に進むべきではない。今まで、そうやって目を瞑って来たツケが今、来ていることを認識すべきである。
彼の答えは、開発優先して来た、業者と何ら変わりがない。

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