これは、違った形でのバイオミミクリですね!
「京都大生存圏研究所(京都府宇治市)の矢野浩之教授(生物材料学)は21日、カニの甲羅を透明にすることに成功したと発表した。熱に強く柔らかな材料として、有機ELディスプレーや太陽光発電の素材への応用が期待できるという。英国王立化学会の専門誌「ソフトマター」に掲載される。
カニの甲羅は、「キチン」という高分子の極めて細い繊維からできている。研究グループは、化学処理してたんぱく質などを除いた甲羅に、アクリルなどの樹脂を染み込ませると透明化することを発見した。」
「バイオ」は英語で自然、「ミミクリ」は真似る、という意味があり、バイオミミクリは、"自然の英知を模すことにより人類が抱えている問題を解決していく"、という意味の科学用語です。自然を模倣する、とも言います。
カニの乱獲につながらないと良いですが!

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