【例1】
1辺が1個の正方形がある
●
これにOを加えて1辺が2個の正方形にしたい
何個Oを加えればよいか?
(1)出来上がりから既存の正方形を引く方法
2×2−1×1=3
○○
●○
(2)2個になるまで上、右に伸ばし足りない分を加える
○ ⇒ ○ ⇒ ○○
● ●○ ●○
1+1+1=3
【例2】
1辺が2個の正方形がある
●●
●●
これにOを加えて1辺が3個の正方形にしたい
何個Oを加えればよいか?
(1)出来上がりから既存の正方形を引く方法
3×3−2×2=5
○○○
●●○
●●○
(2)2個になるまで上、右に伸ばし足りない分を加える
○○ ○○ ○○○
●● ⇒ ●● ⇒ ●●○ ⇒ ●●○
●● ●● ●●○ ●●○
2+2+1=5
N個の正方形があり一回り大きい正方形(1辺がN+1)にするには
何個いるか。
答え 2N+1増やして1辺がN+1の正方形になる
【どこで切っても】
1+3+5+7+9+・・・・・・
上記のように2ずつ増えていく階差数列がある。
(1)9でストップ
どこでもいいのだが仮に9でストップを掛けると
1+3+5+7+9=25となり 5の2乗となる。
(2)17でストップ
1+3+5+7+9+11+13+15+17=81となり 9の2乗となる
ちなみに9は1から数えて5番目の数字
17は9番目の数字
考えてみると
1から始まり最初に3を加えると2の2乗
さらに5を加えると3の2乗
何でもいいから1辺がNの正方形があり
これに2N+1を加えると(N+1)の正方形になる。
証明
N×N+2N+1=(N+1)(N+1)

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