Aunt Yoko's Quilting Party

秋になってもブルーグラスフェスのシーズンは終わらない。
10月は、岐阜・時山のフェスが復活する、というので、福岡のフェスは欠席するつもりでいた。ところが、出番のあるとーちゃんが、一人では寂しかったのか、はたまた後が怖かったからなのか、「Ｇローショーのギャラ貯金を拠出するから、一緒に行こう。」と言うではないか。子供たちに相談すると、即、快諾。（たぶん好き勝手に生活できるのが嬉しいのだろう。）それでは、少しでも安く移動できる方法を、と関係各所に相談してみた所、車で行く、しかも人数が増えたらレンタカーで頭割りにしてもいい、というキトクな人がいた。

最終的に、８人乗りの車に子供一人と大人６人で、福岡へ向かうことになった。実は、このドライバー（某国王家のヒト）とは、２年前に同じフェスへの大名旅行をした人で、同乗者の中には、その時一緒だったＪさんもいたので、当時を思い出し、ひたすら笑いながらのドライブが始まった。深夜のディープ尼崎のコンビニで、ちょっと買い物をして、ついでに目の周りが真っ黒で、髪の毛が金色の若い女の子が二人、明らかにナンパされてワンボックスに乗り込むところに遭遇したりなんかしながらね。

しばらく前に、ＴＶで、劇団四季がなぜ成功したか、というような番組をやっていたが、その中で、もう何十年も前から、小学生対象の観劇会を開いている、と言ってた。その会にこっちゃんの学年が行くという。

毎年、６年生が対象らしいのだが、上二人の時は抽選に外れたのだろう、私にとっても今回が初めての経験だ。彼女はとっても嬉しそうに、「おかあさん、ほんまは何千円もするお芝居やのに、300何円で見れるねんでー。君らはラッキーやなあ、って先生が言わはった。」と言う。300何円って何やのん？と聞くと、交通費らしい。お芝居自体はタダなのだそうだ。

まさか小学生の弁当を、週に２回も作るとは思わなかったが、まあ毎日とーちゃんのをやっつけているのだから何とでもなるわ。



ちびおにぎり４ヶ。梅干二つ、シャケ、ゆかり。卵焼き、エビフライ、ハンバーグ、プチトマト、デザートは彼女のリクエストでグレープフルーツ。

本当は日曜日、秋晴れのいいお天気の中で行われるはずだった、こっちゃんの小学校最後の運動会。何の因果か前夜からの雨がやまず、延期になった。でも、弁当は持って登校しなければいけない。朝からめんどくさいなー、と思いつつ、リクエストのサンドイッチを作り送り出す。とーちゃんはＧローショーの稽古。

夕方、巷で話題の中学生ブルースギタリストReiちゃんを見に蛍池kidsへ向かう。練習を終えたとーちゃんも共に。ギターが上手なのは、何度かＴＶで見てたから知ってたけど、歌が抜群にうまい。英語がパーフェクトなのは、帰国子女だから当然としても、オトナの情感たっぷりの歌まで歌っちゃう。で、終わったら、かわいい声で「ありがとうございまーす。」いずれすごいことになるだろうな。ラッキーなことに大好きなブルースシンガーのtokkieさんもお客さんとして来てはって、数曲歌って下さった。でも、あの音響で歌う心地よさ、知ってるだけに、こんなことならエントリーすればよかった、と後悔したのだった。（とーちゃんが間に合わないかも、と言ってたので。）