前日から暖かかったとはいえ、3月の半ばとは思えないような気温の高さ。見上げた空も、気持ちのいいくらい晴れ渡っていた。こっちゃんが無事小学校を卒業して、私のし「小学生の母業」もとうとう終わった。
思えば長かった。お兄が入学したのは1994年、そいつがもうハタチだから、14年間も小学校に通っていたわけだ。だから、感無量か、といえば、まーったくそんなことはなく、淡々と式に参加して、記念撮影をして、お友達母子と3組7人(えっちゃんも混ざった)でランチして帰ってきた。じーちゃんが、ちょうど病院にいく日で、大きなカメラを代わりに持って撮影隊をやらかしたので、よけい感動がなかったのかもしれない。(それどころではなかった、ってこと。)
ひとつだけ、嬉しかったのは、えっちゃんの1年の時の担任で、こっちゃんは3年生を受け持ってもらったびじん先生(自称)と最後に記念写真を撮れたこと。私はこの先生の大ファンで、できれば6年生を担任して、送り出して貰いたかったのだが、残念ながらその願いは叶わなかった。えっちゃんも、卒業してから丸5年も経っているので、知っている先生がほとんどいない中、お会いできたのが嬉しかったようだ。

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