この場合、「フェス」限定ではあるけれど。
数年前から、一人でフェスに参加することはなくなった。
それまでは、夫が休みを取れなくて、
箱根や福岡は単独で行くことが多かったのだが、
転職してからはたいてい一緒に行動している。
そのお陰で、今回も「両親とも週末留守」であることが
実家にバレてしまい、ちょっと具合悪いなーと思うのだけど。
今回思ったことは、まず気持ちが楽ちん。
夫が川にはまってないだろうか、とか
酔っ払って寝こけてないだろうか、とか
具合悪くなってるんじゃなかろうか、とか
バンド練習に来ないので探しにいかなきゃいけない、とか
そんなことは一切心配しなくていい。
(この文章読むと、あまりにダメダメ人間だよなあ、
でもフェスの時の彼って、かなりこんなんです。
おさんどんは嫌いじゃなくて、むしろ、
新旧の友人はもちろん、ちょっと知り合いの人でも、
通りすがりの人でも、食べて、美味しい、って言ってくれたら
それだけでとても嬉しいので、
ご飯を作るコトについては何の文句もないのだけど、
それもしなくていい、となれば
その方がありがたいのはもちろんで
ただひたすら、のんびりとフェスを楽しむことができた。
だからと言って、誰のお世話にもならず、
全く一人で満喫できたのか、といえばそうではなくて、
車の運転ができない私は、誰かにお願いして
会場までの足を確保しなければいけない。
楽器と防寒着、シュラフなどで手一杯なので、
椅子やらタープなどの装備はもちろん持っていけなくて、
どなたかのご厚意にすがらなければ生きていけない。
そう思ってみると、私にとってのフェスは、
やはり人とのつながりでできているのだ、と改めて思う次第。
たくさんの仲間がいて、みんなの(広義の)愛情で
私のフェスは楽しめていたのだよなあ、シアワセ。

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