2005/2/15

ジュリー・クリスティ  映画

「ネバーランド」を見てきた。
ジュリー・クリスティが子供達の祖母役で出ていた。すっかりおばあさんになっていた。どちらかというと白雪姫の魔女タイプのおばあさんだ。骨っぽい。

ジュリーは、「トロイ」でもブラピの母親の女神役でちょっとだけ出ていた。懐かしかった。

ジュリーはちょうど私が「スクリーン」とか「映画の友」などの雑誌を読み始めた頃、華やかな活躍をし始めていた。。「ダーリング」ではアカデミー主演女優賞を取った。大作「ドクトルジバゴ」ではヒロインのラーラを演じた。

彼女の作品で「遥か群衆を離れて」という映画がある。とても好きな映画だ。牧場主の女性の半生を描いた作品で堂々たるヒロインだった。大河ロマンとも言うべき作品。
テレンス・スタンプが不実な夫役をやり、これがとても良かった。「コレクター」とは全く違う役どころで彼の不思議な魅力を感じた。ピーター・フィンチが彼女を思いつめる隣の牧場主、アラン・ベイツが牧童役、彼がヒロインの真実の愛の相手だったという設定。

この作品は今確かめたら、「テス」のハーディ原作、監督はジョン・シュレシンジャーではないか。道理で、悠々たる骨太の作品だったのだなぁと思う。

ジュリーがテレンス・スタンプの軍曹に結婚をすがるシーン、撃たれた軍曹の血を懸命にぬぐうシーンなどまだ鮮明に覚えている。大胆で繊細な演技だった。ステキだった。

あれから、40年近くがたとうとしている。ジュリーがおばあさんになっても仕方ない。でももう少し、優しそうなおばあさんだったら良かったのに。

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