2005/4/8

上野の桜とラ・トゥール  展覧会

(携帯で撮影)
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今年の桜は花の数が多いような気がする。ソメイヨシノなのにぼってりと咲いている。

西洋美術館で開催中の「ラ・トゥール展」に行ってきた。
様々な人物の描写が見事だ。幼な子や小動物は愛らしい。光と陰の画面はとても美しい。いつも思うが西洋画の写実の見事さに圧倒されてしまう。革靴、ガラス、金属、宝石、布地、どうすれば平面的な色の重なりであの質感が表現できるのだろうか。画面に近寄って、絵の具を観察した。白の絵の具とか、グラデーションのような塗り方とか、私にわかるのはそれくらい。

彼の作風も「カラバッジョ画風」に属すると言う。カラバッジョの展覧会に行っておいて良かったと思う。一方で、あの展覧会はヨーロッパを風靡した「カラバジズム」の作品も沢山展示したいたのに、あまりちゃんと見なかった。この点は悔やまれる。カラバッジョの模倣を見たってつまらない、と言う思いと、宗教画特有の残酷さが嫌だったのだ。「聖○○の殉教」で矢が刺さったり、首が切れていたり、内臓から腸を巻き取ったりしているのだ。

ラ・トゥールでキリスト教世界を見てきた後、ヨハネ・パウロ2世の葬儀を生中継で見た。あの時代とこの時代がつながっていることに感慨を覚えた。
でも今日は疲れていたので、賛美歌に包まれているうちにうつらうつらしてしまった。
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