2005/7/4

世にも美しい数学入門  本・文学

藤原正彦・小川洋子「世にも美しい数学入門」を読んだ。
もちろん小川洋子さんの「博士の愛した数式」のヒットを受けての企画本である。

藤原正彦さんの「心は孤独な数学者」は読んだし、NHK教育テレビの人間講座「天才の栄光と挫折」も全部ではないが見た。

数学はあんまり得意ではないのに、数学に関する本は時々読んだ(岩波新書にある「ゼロの発見」レベルのものだけど)。学生時代に「ガロアの生涯」という本が出て、買った。ただ最後まで読んだか記憶にない。

この本も面白く読んだ。「素数が無限にある」ことは「ユークリッドあたりが背理法で証明した」という話が気に入った。

藤原さんが「日本人はすばらしい」を連発するのがうざい。「戦後日本は日本人はだめだ、だめだとばかり言ってきたが」云々。本当にこの手の思い込みはうんざり。

でも「すぐに役立ってしまうものは学問とは見なさない。だから数学とか哲学とか文学が一番偉い」と言う言葉には共感。石原慎太郎をはじめとする「首都大学東京」関係者に聞かせたい。

そういえば映画でも時々数学者が主人公になる。「グッドウィルハンティング」「ビューティフルマインド」。イギリスの暗号解読の話もあったような。

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