2006/5/10

『神田界隈』  本・文学

時間のある時に神田界隈を散歩して、「蕎麦」でも食べてこようかと思っている。

ベストセラー「下流社会」によれば、東京散歩とか江戸ウォーキングなどをするのは上京組の団塊世代だという。団塊ジュニアは東京ベッドタウン都市(大宮、柏、町田、横浜等々)で満足していて(「ジモティ」)、その商業圏を出ないそうだ。妙に納得した。

で、出かける前に司馬遼太郎「街道を行く」の『神田界隈』を読んでおこうと思った。「街道を行く」は昨年夏の「壱岐・対馬」以来だ。一応全部読んだと思っているのだが、ほとんど忘れていて、読むと「へぇ」ばかりだ。

本当に今はこういう書き手を失ってしまったとつくづく思う。この膨大な知識とそれを語る文章の見事さ。独特の司馬調だけれど。

この書では、神田という一地区にちなむ歴史群像を描いている。「歴史的」とは言えない市井の人々も慈愛をこめて描く。
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