2006/11/8

パリで親切にされた話2  旅・散歩

昨日の続き・パリで親切にされた体験2

カルーゼル凱旋門からチュイルリー公園を歩いていると、声をかけてきた中年男性がいる。「マテオ」と名乗った。日本人の友達がいると写真を見せてくれた。そして、夫を置いて娘と旅行する私に「ママ、フランス、パパ、ジャポン HAHA(笑)」と面白がった。どこへ行くのかというので「マドレーヌ教会」と娘が言うと、途中まで一緒だから案内すると言う。そして「フランス語」をいろいろ教えてくれた。別れ際、一緒に写真を撮った。娘の頬にキスしようとしたので「NO!NO!」と私が阻止。でも悪い人じゃなかった。

イルミネーションツァーに参加した時、そのバスに日本人は私達二人だけだった。バスを降りてセーヌ川クルーズの船に乗り込む時、ガイドがわざわざ私たちだけを呼び止めて、「クルーズの後、次乗るバスはこのバスじゃないから。番号は○○だからね、OK?」とゆっくりした英語で説明してくれた。バスの中でも案内があったのでわかっていたが、でもありがたかった。親切だなぁと思った。

パリに着いた初日。空港からホテルへ連れてきてくれた現地日本人ガイドは感じが悪かった。初めてのヨーロッパで心細かった私達は不安になった。その上部屋に入って、スーツケースを開けようとすると開かない。夫の父が長年使っていた古いスーツケースだ。どうやっても開かない。娘は「おとうさ〜ん」と日本にいる父親に救いを求めたくなったという。

で、私がフロントへ電話。滅茶苦茶な英語だけど「アイ キャンノット オープン
スーツケース」とか何とか言ったらわかってくれて、「メカを部屋に行かせます」。しばらくすると廊下をガチャガチャ言う音が聞こえて、工具を持ったおじさんが現れた。それでスーツケースの鍵を開けてくれた(壊しただけだけど)。この時は本当にほっとした。不安だったパリ旅行もどうにか乗り切れるのではないかと思った。(その後プランタンでスーツケースを買った。)

翌日の半日観光のガイドさんは楽しい人だった。青山か六本木のイタリアレストランでバイトをしていたことがあり、その店には桑田佳祐がよく来たという。

彼はちょうど福岡での研修を終えて帰ってきたところで、娘に「『ばってん』って知ってる?」なんて訊いた。娘が手で「×印」を作ると「違うよ。『しかし』とか『でも』という意味だよ」。

凱旋門の12叉路を横切るのは大変。「ガンバリマ〜ス」と言ってハンドルを切った。今でもあの流暢な日本語を思い出す。彼は日本語、英語(半日観光のバンには米人夫婦もいた)、スペイン語、イタリア語、たぶんポルトガル語もできる。すごい。

マドレーヌ教会のそばの「虎屋」に行った時も、フランス人男性店員が「いらっしゃいませ(日本語)」と親切だったし、プランタンのアガタ(アクセサリー)の店員も素敵な笑顔で接客してくれた。言葉が通じるかな?と不安でいるときにパッと大きな笑顔で迎えてくれるとそれだけで安心した。嬉しかった。

日本に帰ってきて、日本人は外国人観光客に親切にしているかなぁと時々考える。観光客には日本で良い印象を持って帰ってもらいたいと思う。言葉不自由な私は困った人がいても手助け出来ないのだけれど…。
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