2007/6/19

梅干  生活

数日前の朝日新聞「ひととき」欄に70歳代の女性が「孫が『おばあちゃんの梅干が食べたい』というので、今年も梅を収穫して、梅干作りを始めた」と書いていた。

うちも子ども達がスーパーの梅干はまずい、と言い出したのが、梅干作りのきっかけだ。

その前は実家から送ってもらっていた。農家からもらった梅で毎年母が漬けていた。樽で漬けて、重石は本当に「石」。私は雑貨店で重石を買ってきて使っている。

74年に亡くなった祖母の漬けた梅干が物置のカメにあったと送ってもらったこともあった。80年代後半だったかな。祖母のことを思い出しながら、食べた。

実家では毎年梅を沢山漬けていたが、梅をつける作業はあんまり知らず、「三日三晩の土用干し」になって、梅干作りに気がついた。庭から家の中に取り込むと、酸っぱい香りがした。ちょっと生温かい梅干をつまみ食いするのが、楽しかった。「まだダメ」と叱られながら。

実家の梅干作りの方法は伝承しなかった。私は「一年中の手作り食品」という本を参考にしている。もう20年も30年も前の本だ。とても重宝している(前も書いたような気がする)。

有名な料理研究家や手作り食品を自慢する俳優さんたちが載っている。でももう随分亡くなっている。ページを繰る度に、この人も亡くなった、この人も、と思う。時が経った。

その中で辰巳芳子さんは今でも大活躍だ。今年この本を出してきて、辰巳さんの料理が載っているのに気づいた。豚の頭や豚足を使ったコッパという料理や、鶏レバーのテリーヌ、レバーペースト。家庭ではなかなか作れない本格的料理だ。

さて、梅干。梅干は減塩、焼酎を使ったものなどあるが、私のは梅干の重量の20%の塩を使うしょっぱくて酸っぱいもの。素朴な味だ。

10日前には梅ジュースと梅酒を作った。梅酒は2年ぶり。できるのが楽しみだ。

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